Appleギフトカードの買取詐欺について

アップルギフトカードって使ったことありますか。実はとっても便利なカードなのですが、世の中に出回っているものは、取り扱いに注意しないとなんでも詐欺の対象となってしまう。アップルギフトカードを狙っての詐欺も増えているのだとか。
詐欺って高齢者だけを狙ったものではない。若者だって騙されるときは騙される。
知識を持っておいて、詐欺被害を少しでも減らせるようになるといいですね。

アップルギフトカードってどんなもの?

そもそもアップルギフトカードってご存じじゃあない方も多いのでは。AppStoreを介しての決済とか、Appleストアにて使うことのできるプリペイドカードです。コンビニとかドラッグストアにて見かけたこともあるはず。
有料アプリを購入したりアプリ内での課金の支払いに使うことができます。サブスクリプションサービスの支払いにだって使えるし、iPhoneとかiPadなどApple製品の購入もアップルギフトカードですることができます。
コンビニのお菓子とか買うことはできず、使える場所が限られていることもあってその利用者の多くは若者となるわけです。

アップルギフトカード詐欺が増えている

詐欺と言われて思い浮かぶのがオレオレ詐欺でしょうか。受け子がいてかけ子がいて、更には電話をする側も警察官に弁護士役と役割分担がなされている。
オレオレ詐欺は、「オレだけど」と息子を装ってかけてくる電話だけ注意していればよいという時代は終わりました。どんどん巧妙化しています。だからこそ、判断能力が衰えたお年寄りでなくても騙される。
そしてアップルギフトカードが便利なギフトカードとして利用が広まっていく中で、同じく巧妙な詐欺手口に使えると悪人が目をつけるようになり、若者の被害も増えているのが現状です。

アップルギフトカード詐欺多発の理由とは

アップルギフトカード詐欺にあって、不正使用されてしまった。その場合には対処法はありません。ただ泣き寝入りするしかないのです。
何しろアップルギフトカードに限らずギフトカードって購入者に対しての個人認証ってのが甘いんですよね。クレジットカードとかとは違います。不正使用されて、その時に追跡が難しい。騙されたらそのまま、払い戻しがされないままに。こういった状況も悪人にとってはうれしい状況。アップルギフトカード詐欺多発の背景にはこのような事情があります。
アップルギフトカード詐欺に注意

アップルギフトカード詐欺の手口とは

①LINEアカウントの乗っ取り
今、老若男女問わず皆さんLINEを利用されているでしょう。そのLINEアカウントを乗っ取られてしまったら、そしてあなたのアカウントを使って友人らに「アップルギフトカードを買ってほしい」といったメッセージが送られることがある。
不信感を感じたら、即購入はせずその友人本人に電話して確認するなどやってみていただきたい。もしも購入してしまった場合、乗っ取られたアカウントより送られてきたメッセージゆえにそのままお金をだまし取られてしまうのです。
友人や知り合いを自分のアカウントで詐欺被害に合わせてしまう。それってショックが大きいですよね。あなたもまた被害者ながら、状況によっては友人とか知り合いにあなたが賠償しなければならなくなることもあり、金銭的負担も受けることになります。
こういった詐欺、中国を中心に海外の悪徳業者がやっていることが多いです。なので、突然にアップルギフトカードを買ってほしいという依頼を送ってくること自体も不自然ですが、日本語の言い回し自体にもおかしな部分があったりします。そこで判断し、気づくことができるといいですね。

②フィッシングメール詐欺
フィッシングメール詐欺にアップルギフトカードが関係することもあります。
フィッシングメール詐欺、多くの方に一斉にメールを送信して引っ掛かってくるのを待つ様子が釣りをしているように見えることからこの名が付きました。不審な内容ゆえにたいていの方は騙されない。でも時に引っ掛かるものがいれば、その人物はターゲットとなり今後も何度も怪しいメールが届き大きなトラブルに発展することもありますよ。
「スマホのセキュリティが危険にさらされている」「このままだとアカウントが凍結となってしまう」など不安をあおる内容が多いですが、いったん冷静になりましょう。そもそも、全く身に覚えのない内容だったりしませんか。不安になって指定のURLにアクセスしてしまうと、アップルギフトカードの購入を指示される。ギフト券番号を伝えたら、そのまま音信不通となってしまってようやく詐欺に気が付く。それだとだめなのです。やはり文章的にも日本語はおかしかったりするはずです。

③出会い系を利用しての詐欺
本当に出会いを求める男女が登録しており、結婚までたどり着くことができたという声も多く聞かれるようになっています。最近は、出会い系アプリやサイトもただ怪しいだけの存在ではなくなってるのです。仕事と家の往復で出会える機会がないという方は、ぜひ出会い系サイトを味方につけて、良い出会いを得ていただきたい。
なのですが、100パーセント安全になったとは言い切れないので注意は必要です。やはり怪しい業者やさくらがいるサイトもまだまだある。悪徳業者は裏の裏をかいてどこへでもはいりこんでくるものです。
やたらとかわいらしい女の子が、とにかく積極的に出会いを求めてくる。それは怪しいと思ってください。気さくに、まずは共通の趣味とかたわいのない話をしてくるでしょう。ですがそのうち、ほしいと思っているアイテムを聞き出して、「代わりに購入してあげるよ」なんて言われて、代金としてアップルギフトカードを購入し送ったらそのまま音信不通に。希望した商品は結局届くことなかった。こういったケースもあるのです。ようやく素敵な出会いが手に入ったと思ったところにこの仕打ち。精神的にも傷つきますね。アカウントを削除して行方を消してしまった場合、どうしようもなく泣き寝入りするしかないのです。
出会い系アプリってやっぱりまだまだ危険もいっぱい。なので特に女性の方々は警戒しながら利用している。それが普通です。やたらと積極的なのは出会いではなく別の目的があるからこそ、そう考えておいた方がよいでしょう。

④SNSを利用しての詐欺
若者ならインスタやXなど利用してる方も多いでしょう。ただ友達とか知り合いとの連絡手段として使ってるだけでなく、お店のお得情報プレゼント情報とかを知って便利に利用してる方もいるはずです。
入手困難なはずの商品が数量限定で売られているアイコン用イラストの作成オーダーを受付中。こういった記事を見かけた方、アップルギフトカードで支払いを行うようにといった指示を受けて慌ててギフト券番号をDMで送って、でも返信もなし。アカウントも削除されたし商品も送られてこない。そういった事例もあります。
どこの誰とも分からない相手とのやり取り、注意してください。SNSにあるこういった情報の大半は詐欺であると思っておいて。そして、アップルギフトカードを送るってことは会ってもいない見ず知らずの相手に現金を送るのと同じ行為を行っているんですよ。

⑤買取サイトなりすまし詐欺
アップルギフトカードは便利に使えるギフトカードですが、Apple関連のみと限定されていることもあり使う人は使う。使わない人は使わない。
懸賞とか知人にもらったとか、何らかの理由で手に入れたけれど不要となることもあるでしょう。その場合、ギフト券の買取サイトを利用して現金化するといいのです。
現金であれば手元にあって損はない。いくらでも使い道はあります。箪笥の肥やしとなるよりもよっぽどおすすめです。
なのですが、デジタルギフト券の買取サイトも、ネット上ということもあり悪徳業者が潜んでいる可能性は大ということ、知っておいてください。せっかく手元に現金が入ってくるはずが、ただ騙されるだけ。ギフト券番号を送ったのにお金が振り込まれなかったというケースはあります。
買取サイトなりすまし詐欺の怖いのが、お金を取られるだけで終わらないかもしれないということです。
申し込みの際に、個人情報も入力したはずです。アップルギフトカードも立派な財産。そして、個人情報だって金額はつかないものの大切な財産であること今の方たちならちゃんと分かっているでしょう。
迷惑メールとか怪しげな業者からの電話が増えたりといったリスクも起こるのです。使わないなら持っていてもしょうがない。ギフト券買取サイトで現金化するとよいでしょう。ただその場合に、口コミ評価なども見て信頼できるサイトをご利用ください。どこでもいいやだと、どんな業者に行きあたるか分かりませんよ。
アップルギフトカード詐欺サイト見極め方

アップルギフトカード詐欺サイトを見極めるには

悪質なサイトかどうかを見極めるためのいくつかのポイントをご紹介します。
①買取率が高すぎるのは怪しい
買取率が高ければ高いほど手元に入ってくる現金は多くなる。なのでついつい高いところを選びがちですが、ある程度は相場があります。それよりも極端に高いのは怪しいと思ってください。

②会社概要をチェック
実店舗はないので、会社概要や運営会社情報の記載されているものを見ておきましょう。運営会社名や会社の所在地電話番号などちゃんと入っていますか。嘘の情報ではありませんか。悪徳業者だと記載がなく、利用者のお金を回収した時点で姿を消してしまいます。

③古物商許可番号はあるか
ギフト券買取サイトだって、法律の下で営業をするなら公安委員会より古物商として営業する許可は取得しなければなりません。実店舗を持たずとも同じことです。許可番号がサイト内になければ、怪しいのです。

④身分証明書不要
古物営業法に基づき、初回利用時に本人確認は必須です。なのに身分証明書の画像を送る必要はなし。怪しいですね。

まとめ

お年寄りじゃないんだから詐欺に引っ掛かるはずがない。アップルギフトカードの詐欺も横行しています。若者らが多数引っ掛かっている。ぜひ怪しいと思ったらいったん冷静になって、よく調べてからご利用ください。

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